コラム

長期休暇が終わったらログやエラーの確認を

連休が終わり忙しくなると思われますが、長期休暇明けはウイルス感染などのセキュリティ事故が多くなる傾向があります。

また、昨今はランサムウェア攻撃のきっかけになる不正侵入も増えており、連休中に不正侵入がなかったかを確認する必要もあります。

以下の対策を参考に必要に応じて実施してください。

<ログの確認>
  • 管理者権限でのログイン
    管理者権限でログインできるか(乗っ取られていないか)、管理者権限でログインされているログがあった場合は正規なログインか、正規なものでない場合はログイン後の操作内容を調査し設定変更などが行われていた場合は復旧(修正)して管理者パスワードを変更してください。
  • 設定変更
    管理者権限でのログインや不正侵入の痕跡はないが、ネットワークやサーバーの挙動がおかしいなどの事象があるばあいは原因の特定と合わせて管理者権限でログインしたログが消去されている可能性もあるため、ネットワーク機器やサーバーの設定内容の確認を行うことをお勧めします。
<エラーの確認>
  • ハードウェア
    不正侵入だけでなくハードウェアもエラーがないか確認をしてください、特に連休中に電源を切った機器はハードディスクや電源ユニットなどのハードウェア故障が起きやすい傾向があります。
  • ソフトウェア
    自動で処理が設定されていた機器や関連する機器の電源を切ってしまってい処理が完了していなかったものやサイバー攻撃によって正常に処理が完了していないものがないか確認することをお勧めします。
その他
  • 修正プログラムの適用
  • ウイルスソフトの定義ファイル更新
  • ウイルススキャン
    を実施することをお勧めします。

    特に休暇中にPCを持ち出して家庭や旅行先でネットに接続した場合はウイルススキャン(フルスキャン)を実施することをお勧めします。