コラム

年度末もセキュリティ事故に注意

 多くの企業や団体が3月末に年度末を迎えますが、1年で最も忙しくなる時期かもしれません。
製品や開発、委託業務などの納入期限、請求や支払いや決算など経理会計処理、他にも業種業態ごとの処理などが多く、これらによってたくさんのメールやデータ、書類のやりとりが発生すると思われます。

この時期は、
・メール誤送信 メールに添付した請求書が違うお客様のものだった
・データ紛失 週末、自宅で作業するために持ち出した書類やUSBメモリを紛失したなどの事故が多く発生します。

また、原因調査を進めると、
・メールの添付ファイルはパスワードを付ける規定だが、パスワード無しで送付した
・USBメモリは使用禁止だった
などの規定違反が事態を大きくしたということもあり、規定の遵守も重要です。

 事故なく新年度を迎えられるよう、事故を起こさないために有効な対策は「確認すること」です。

当たり前だと思われますが、残念ながら当たり前が出来ずに事故は起きています。

 ウイルスソフトなど、多くの企業や団体はセキュリティの様々な対策をしていますが万能ではありません。
また、事故を起こした、ウイルスに感染したかもしれないときは、すぐにセキュリティ管理者に連絡することも重要です。

事故が起きてしまい、事故対応や再発防止などお困りの際はご相談ください。