コラム

年末年始セキュリティ対策の再点検を

年末で何かと忙しくなりますが、セキュリティ対策は万全でしょうか。
改めてセキュリティ対策が出来ているか確認することをお勧めします。

今回のコラムでは年末年始、年度末に向けたセキュリティ対策についてお話をします。

紛失、盗難に注意

忘年会や納会で会食の機会が増えますが、持ち出しを禁止されているいるものを持ち出すなどの違反がないよう、再確認することをお勧めします。
感染症対策の関連でリモート勤務が採用されたことで規定が変わっている場合もありますが、重要な情報資産を紛失しないという観点で行動することが重要です。

宴席での会話にも注意

職場やお客様との会食では業務やプロジェクトに関する会話になりがちですが、会話によって機密情報が漏洩しないよう注意が必要です。
会食だけでなく公共の場では隣の席にお客様の関係者や競合他社が座っているかもしれないという意識を持って会話することが大切です。

管理者目線で

年末年始の忘年会や休暇中に情報資産の紛失、流出がないように注意喚起を行うことをお勧めします。
情報資産の持ち出しはもちろんですが、昨今はEmotet感染件数が増加傾向にあるのでメールの扱いも周知すべきです。
注意喚起を行う際は事例やよくある質問なども周知すると効果的です。

年度末はセキュリティ診断が混雑します

年が明けたら年度末に向けて「セキュリティ診断」を実施する企業団体が増加します。
1~3月は年間で最もセキュリティ診断を実施する企業団体が集中するため、セキュリティベンダーに問い合わせをしても対応できないということが度々起こります。実施が遅れれば診断結果を基に行う対策も遅れ、セキュリティ対策の年間計画の見直しやISMSやプライバシーマークなどの認証取得や更新計画にも影響が出る可能性がありますし、最新の攻撃に対応ができないということも起こりえます。

当社で取扱いしておりますセキュリティ診断は、FQDN単位でのセキュリティ診断もご用意がございます。診断対象ページの精査が不要な為、スピーディーに診断を実施することができます。

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